Youtube

YouTube

News

ニュース
News
2025/7/18(金) 18:30

全員軽傷の“防御姿勢” 連日クマが出没

  • #社会

 連日、クマが出没しています。遭遇しても全員、軽傷で済んだ身を守る方法を医師が発表しました。

クマに襲われた湊屋啓二さん 「クマに襲われて、このまま死ぬんだなと思って覚悟した。そのくらい攻撃すごい」

 おととし10月、自宅の車庫の扉を開けたところクマと遭遇し、襲われた男性。頭蓋骨が見えるほどの深い傷を負ったほか、耳たぶをかみちぎられましたが、九死に一生を得ました。

クマに襲われた湊屋啓二さん 「顔に徹底して襲ってくるので、反対向けて必死になってブロックしていたが、ここをかまれて、この間からも耳かみちぎられて」

 北海道、東北、中部地方などで相次ぐクマによる被害。亡くなるケースも発生していることから、各地で注意が呼び掛けられています。

 被害が多い秋田県でクマ被害の救命処置・治療経験が豊富な医師が「クマ遭遇時の防御姿勢」について論文発表しました。

秋田大学大学院 石垣佑樹医師 「防御姿勢を取れた人、全員が重傷化を防いでいた」

 クマの攻撃から全員、重傷化を防ぐことができたという、その“防御姿勢”とは…。

秋田大学大学院 石垣佑樹医師 「寝そべって、地面に伏す。頭と顔面、頸部(けいぶ)を腕で守り、腹側を守るような姿勢が正しい防御姿勢」

 石垣医師によりますと、おととしクマに襲われた秋田県内の被害者70人のうち、うつぶせになって頭や顔を守るなど防御姿勢を取れたのは7人で全員、軽傷でした。

秋田大学大学院 石垣佑樹医師 「実際に防御姿勢を取ることで重傷化を防げた可能性がある」

 なぜこの姿勢だと、重傷化しないのでしょうか。

秋田大学大学院 石垣佑樹医師 「(背中は)骨や筋肉もあり、大きな血管もあまりないので、重傷化しにくいのでは」

NCC News

長崎の新着一覧

ANN News

全国の新着一覧
サイトマッププライバシーポリシーお問い合わせ

Copyright(C) NCC 長崎文化放送 . All rights reserved.

This programme includes material which is copyright of Reuters Limited and other material which is copyright of Cable News Network LP, LLLP (CNN) and which may be captioned in each text. All rights reserved.