電動バイクのバッテリーから発火の恐れ　ホンダがリコール

　ホンダは電動バイクの着脱式バッテリーに問題があったとして「ベンリィ」や「ジャイロ」シリーズなど10車種、1万9279台のリコールを国土交通省に届け出ました。

　国交省によりますと、電動バイク用のバッテリーで部品の溶接が不適切なため、電解液が漏れて発火する恐れがあるということです。

　バイクは郵便局の配達用としても使われ、実際に3件の火災が起きたとしています。

　日本郵便は電動バイクを全国で約2万3000台保有していますが、うち約7100台分のバッテリーの使用を中止しています。

　日本郵便によりますと、一部地域で配達の遅れが出たものの、現時点では平常通り配達を行っているということです。

　ホンダは対策を実施したバッテリーに無償で交換するとしています。