東彼・川棚町のごみステーションに放火した疑いで27歳無職の女が逮捕されました。
この地域では、25日に空き家が全焼するなど不審火が相次いでいて警察は連続放火事件の可能性もあるとみて関連を調べています。
中嶋航大記者:
「火がつけられたごみの集積場です。現場には燃えたごみの残骸が残されていて、いまだに焦げ臭いにおいが漂っています」
建造物等以外放火の疑いで逮捕されたのは、東彼・川棚町白石郷の無職、中道瑞紀容疑者27歳です。
中道容疑者は25日午前8時35分ごろ、自宅近くの白石郷のごみステーションのごみ袋などに火をつけ、燃やした疑いがもたれています。4分後の8時39分に付近住民から「ごみ捨て場のごみが燃えている」と消防に通報があり、火は約20分後に消し止められましたが、置かれていたごみや設置されている金網などが焼けました。
現場は、住宅街の一角でしたが、住宅などへの延焼はなく、けがをした人はいません。
付近住民:
「すごかったもんね。きのうは」
(火を見られましたか?)
「消防団が消しているのを見た。結構火は上がっていました」
調べに対し、中道容疑者は一貫して黙秘しているということです。警察は、周囲の防犯カメラや付近住民への聞き取り捜査の結果、中道容疑者を25日午後11時半過ぎに逮捕しました。
川棚町白石郷では25日午後3時過ぎ、国道205号沿いの2階建ての空き家1棟が全焼したほか、約1カ月前の2月下旬、公園の雑草が燃えるぼやがありました。
警察は連続放火事件の可能性もあるとみて関連を調べています。