県保険医協会は全ての被爆体験者に被爆者健康手帳を交付するよう求める2万8000筆余りの署名を厚生労働省に提出しました。
被爆体験者を巡っては9日、長崎地裁が東長崎の旧矢上村、古賀村、戸石村にいた原告15人を「黒い雨」に遭った被爆者と認め、残り29人については認めない判決を言い渡しました。
その控訴期限が24日(火)に迫る中、県保険医協会は19日、控訴を断念し、全ての被爆体験者に被爆者健康手帳を交付するよう求める2万8056筆の署名を厚生労働省に提出しました。
控訴断念を求めるオンライン署名は20日現在1000筆を超えています。