ニュースNEWS

【そのニュース、長崎では?】加速するワクチン接種

2021年06月17日

自衛隊が運営する東京と大阪の大規模接種会場では17日から接種券を持つ全国の18歳以上を対象に接種が始まりました。また週明け21日(月)から順次始まる職域接種では接種券がなくても接種できます。そのニュース、長崎では?

東京と大阪の大規模接種センターでは、接種対象者の年齢を18歳以上に広げました。接種権を持っていれば居住地も問いません。これまでは65歳以上の高齢者が対象で、1日当たり東京で1万人、大阪で5000人に接種できましたが予約枠が大量に残り、問題となっていました。そのニュース、長崎では?

長崎県によると県内の高齢者43万3727人のうち13日(日)までに1回目の接種を受けた人は43.9%に当たる19万581人、2回目まで終えた人はわずか6.7%で2万8994人でした。県は長崎県の接種率が低い理由について「かかりつけ医での個別接種が先行したためで今後、集団接種が始まり加速する」と説明します。
県が設置した大規模接種センターは先週末から長崎市の県庁と佐世保市のサンパーク吉井の2カ所で稼働を始めました。しかしその予約率は17日午前9時現在県庁が44.7%、吉井が59.0%でまだ空きがある状況です。長崎県は当初2会場で2万8140人の2回接種をする予定でしたが予約の低調を受け、接種人数を1万9700人に減らしました。
余ったワクチンについては64歳以下の人であっても高齢者施設の職員や幼稚園、保育園の職員らが受けられるよう対象者を広げました。
一方、接種規模1000人以上の企業や大学などを対象にした職域接種は17日午後1時現在長崎大学や長崎国際大学、ジャパネットホールディングスなど県内18の事業所が申請しています。
厚生労働省によると職域接種のワクチンの配布は申請を受理してから概ね2~3週間。ワクチンは、発症予防効果約94%、4週間空けて2回接種するモデルナ社製です。まだ居住地の自治体から接種券が届いていない人でも予診表の住所や氏名、生年月日などを本人確認書類で照合し、2回目の接種の時などに接種券を持参する条件で受けられます。
長崎大学は6月14日付で学生と教職員約1万3000人分を含む2万人の職域接種を申請しました。開始時期は「厚労省からの連絡待ち」としていますが、7月中旬から9月ごろまでには接種を始めたいとしています。会場は文教キャンパスの総合体育館で、長崎大学病院の医師と歯科医師が1日10人態勢、午前中2時間、午後3時間の稼働し、1日最大1000人の接種を想定しています。大学は現在各学部で希望調査を実施していて、7割から8割の学生や教職員が接種を希望するとみています。余ったワクチンは、希望する長崎県内の大学や短大、高専、企業などに配分する方針です。
また長崎市は7月中旬までに16歳から64歳までの市内の接種対象者全員約19万4000人にワクチンの接種券を発送できるよう調整を進めています。現在は個別と集団接種を併用しながら65歳以上(14万1000人)の接種を進めていて、早ければ来週にも60歳から64歳の約2万8000人に対する接種券の発送を始めます。市民会館やホテルニュー長崎など市内6会場で毎週土日に1日約2000人に行う集団接種(13日~)は7月3日(土)まで全て予約で埋まってます。26日(土)からは、浜町のS東美と長崎大学文教キャンパスを追加し、8会場に増やし、東公民館と野母地区公民館、琴海南部文化センターを除く5会場では午後5時から8時の夜間受付も始めます。追加したS東美と長崎大学、それに夜間接種の予約は18日(金)の朝8時45分からインターネットとコールセンターで受け付けます。接種券が届いた人が対象で、コールセンターでは、これまでの番号(0570-095-355)に加え、新たにフリーダイヤル(0120-095-827)を開設します。