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幕末長崎の複製古地図完成披露

2020年12月07日

江戸時代の街並みが見えてきます。幕末の長崎を記録した古い地図の精巧な複製が完成しました。
関係者にお披露目されたのは3年前に長崎大学附属図書館経済学部分館で発見された幕末の古地図の複製です。富士ゼロックスが128枚もの和紙を重ね約1年半かけて復元しました。幕末の長崎には対外貿易で潤ったお金を土地の面積によって住民に配分する「箇所銀」「竈銀」という独自の制度がありました。古地図には配分の基準となる測量値が細かく書き込まれています。長崎大学学術報部の宮脇英俊主査は「この地図の特徴としては、お寺とか神社とか公園とかそういったものは一切書いてません。書いてあるのは土地の一つ一つの間口、奥行とかが書いてます」と説明しました。古地図からは意外な事もわかりました。大波止へと続く旧県庁坂の一部は階段だったことが書き記されていました。古地図の複製を制作した富士ゼロックス長崎の竹内将人社長は「若い人たちや長崎に暮らしてる方、長崎で生活したいという方が増えるような何か一つのお役立ちになればなと思う」と話しました。複製された古地図は来年7月ごろ付属図書館経済学部分館のリニューアルに合わせ一般に公開されます。