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【長崎】台風9号の暴風域に 五島市の被害は

2020年09月03日

2日から3日にかけて長崎県内の離島などを直撃した台風9号。その爪痕の全容が分かってきました。最大瞬間風速は各地で観測史上最大を記録。週明け月曜には特別警報の可能性もある台風10号が最接近します。3日朝の五島市。住民は散乱した木の葉や壊れた看板の撤去など台風の後片付けに追われました。風で飛び散った外壁が近くの電気店のガラスを割るなどの被害も出ました。五島や対馬、長崎市などを暴風域に巻き込んだ台風9号。最大瞬間風速は対馬市厳原で46.2メートル。福江空港で44.8メートル。長崎市野母町で40.5メートルに達し、24時間雨量は有川と福江で90ミリを超えました。五島市堤町では木造平屋建ての住宅が全壊。この家に住む高齢の男性は親戚の家に避難していて、無事でした。アスファルトを覆い尽くすほどの葉っぱや枝。富江町の国道384号では電線に絡んだ木が根元から折れ、道路の上を横断するように倒れていました。県の災害警戒本部によりますと、新上五島町で強風で飛ばされた屋根が家の2階の窓ガラスを割り、30代の母親と2歳の女の子が切り傷を負うなど長崎県内で少なくとも7人が軽いけがをしました。避難者は12市6町で1289世帯1670人にのぼりました。停電は最大13市5町で約13万5610戸にのぼりました。また長崎県内(5市町)約4800世帯で断水も起きています。住民が気にしているのは、ほとんど間を置かずやって来る次の台風10号です。