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ミサイル攻撃を想定し、国民保護訓練実施

2017年11月22日

雲仙市で他国からのミサイル攻撃を想定した国民保護訓練が行われました。
他国からの弾道ミサイル着弾を想定した国との国民保護共同訓練には、自衛隊や警察、消防など22機関の約200人と地域住民30人が参加しました。訓練は、Xという国から2発の弾道ミサイルが発射され、1発は橘湾に落下、もう1発が雲仙市に着弾したという想定です。午後1時33分、防災無線で発射情報と共に避難が呼び掛けられました。同じ時刻、埋立地から約300メートル離れた住宅街でも防災無線を聞いた住民がより頑丈な建物に避難するため移動しました。これまで新潟県など全国でミサイル落下を想定した住民避難訓練は実施されてきましたが、武力攻撃事態を想定し救護、災害の対応までを目的とした訓練は日本で初めてです。地元の住民は、「避難している間に落下していると思うので全然間に合わないですよね」「本当にミサイルが落ちたら逃げる場所はほとんどないと思う」などと話しました。訓練については、「訓練は災害などは役に立つが、ミサイルはどうかなと思う」と話しました。
消防庁国民保護運用室の矢口鑑室長は、「どこまでであれば安全かは、物は相手ですのでなかなか難しい。弾頭の威力でも異なってきます。より安全なところに移動できるときは移動するということを皆さんにお知らせしていかなければいけない」と話しました。内閣官房の末永洋之参事官は、「万が一にも起きる可能性がゼロではないという状況の中で、それに備えた訓練を積み重ねていくということは必要なことではないかと政府としては考えています」と語りました。内閣官房では、今後も他の地域で訓練を実施していく方針です。