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小島養生所をめぐり長崎市長を告訴

2017年11月22日

長崎市立仁田佐古小学校の建設予定地で見つかった日本初の西洋式近代病院「小島養生所」の遺構をめぐり、保存を求める市民団体は、市が虚偽の記載のある文書を地域住民に回覧したとして田上市長らを告訴しました。
長崎地検に告訴状を提出したのは、「養生所等遺跡の完全保存を実現する市民の会」のメンバー3人です。先月下旬、市は「懇話会の総意としては早期の学校建設を推進してほしいとのことであった」「遺構は、さほど珍しいものではない」などと記載された文書を地元34の自治会に回覧を依頼しました。これに対して遺跡の完全保存を求める市民団体は、「誤った印象を与えている」として回覧の撤回を求めましたが市側からの回答はありませんでした。団体は、学校建設の是非を問う住民投票を求める署名活動の「妨害行為だ」として、田上市長を含む市の職員7人を告訴しました。鮫島和夫代表は、「署名活動に対し公務員は関与してはならないとなっている。明らかに自分たちの意図をこの署名活動に対して及ぼそうとした」と話しました。告訴状は今後1~2カ月かけて書類の審査が行われ、正式に受理されるかが決まります。