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【長崎】大村出身テノール歌手が校歌をプレゼント

2021年01月27日

大村市出身で世界で活躍するテノール歌手の男性が、コロナで校歌を歌えない子どもたちに歌声のプレゼントです。ドイツの首都ベルリンに住むテノール歌手辻政嗣さん(44)は、去年夏、一時帰国した際に古里に恩返しをしたいと同級生らと相談。大村市内全ての小中学校21校の校歌を歌って録音し、各校に贈ることにしました。26日、大村市役所を訪れ園田市長に音源を手渡しました。辻さんは「大村で習った、音楽の授業で習った歌のテクニック、技術的なことがいまだにヨーロッパの本場で歌いながらも考える、思い起こす」と話しました。現在、学校現場では新型コロナの飛沫感染を防ぐためコーラスなどができない状況です。辻さんは卒業式などで録音した歌声を流してほしいとしています。