【長崎】大石知事 広島ビジョンを評価


大石知事は核軍縮に関する「G7首脳広島ビジョン」について核廃絶に向けて意義が大きいと評価しました。

定例会見の冒頭、知事は20日に亡くなった北村誠吾衆院議員と、野﨑元治元十八銀行頭取に哀悼の意を捧げました。

21日に閉幕したG7広島サミットで発出された「広島ビジョン」について、知事は「被爆の実相に触れた首脳らが初めて被爆地から核兵器のない世界の実現を訴えたことの意義は大きい」と評価した上で次のように話しました。

大石知事:「西側の諸国の核抑止を認めている。これは目下の厳しい安全保障環境があってのことと認識している。今回のサミットを機に核兵器廃絶の取り組みが進んでいくこと、G7各国のみならず全ての国々に具体的な行動を起こしていただきたいと期待している」

このほか対馬市で原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定の第一段階となる「文献調査」の受け入れを巡り、市民の間で議論が起きていることについて、知事は「観光や水産への風評被害など様々な影響が考えられる中、現時点で推進の立場にはない」と慎重な姿勢を見せました。

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