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諫早湾干拓調整池で絶滅危惧の魚も確認

2018年05月16日

奇麗な淡水にしかすまない魚も確認されました。諫早市が、干拓地の調整池で生態調査をしました。諫早湾干拓の調整池は、潮受堤防の締め切りで生まれた広さ2600ヘクタールの淡水の湖です。高潮や洪水による水害を防ぐとともに、干拓地の農家が農業用水として利用しています。調整池の中ほどに浮かぶ「潜堤」から釣り糸を垂れます。釣り大会開催の可能性を探るためです。約1時間後、ギンブナが釣れました。調整池の水深は約50センチから3.5メートル。底の泥に異常がないか調べます。網を入れるとエツが次々にあがりました。エツは、きれいな淡水にすむカタクチイワシの仲間です。絶滅の恐れが大きくなっていて絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。市の調査でみつかるのは初めてです。釣れたのは5種34匹。そのうちエツは20匹でした。調整池が出来る前にいなかった魚の生息が確認された調整池。市は調査結果を元に調整池の活用方法を検討します。