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対馬殺人放火 司法解剖の医師が証言

2018年02月09日

2016年、対馬で父親と娘が殺害され、自宅が放火された事件の裁判員裁判で遺体を司法解剖した医師が証言しました。元鉄工所経営の須川泰伸被告(39)は2016年12月、漁業の古川敬氏さん(当時65)と次女で診療所職員の聖子さん(当時32)を鈍器で殴って殺害し、自宅に放火した罪に問われています。検察は漁船の修理を巡るトラブルが原因と主張していますが弁護側は「真犯人は聖子さんとトラブルのあった人物」だと無罪を主張しています。証人尋問で医師は死因についていずれも頭部の外傷による「出血性ショック」と話し、「敬氏さんは頭を少なくとも6回殴られて骨折していた」「聖子さんも頭を4カ所殴られ、2カ所が骨折していたほか、顔や腕、背中などに殴られた痕があった」「2人は意識障害を起こして火災から逃げられない状態だったと考えられる」と話しました。また2人の気道に少量のすすがあったことなどから火災の発生直後に死亡したと推定されると証言しました。