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トランプ米政権NPRに被爆者5団体が抗議

2018年02月06日

アメリカのトランプ政権が8年ぶりに核戦略を見直し核兵器の役割を拡大させる方針を示したことに対し、被爆者5団体が抗議の声を上げました。トランプ政権が公表した核戦略の見直し(NPR)はSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルに搭載するための爆発力を抑えた核弾頭の導入や核巡航ミサイルの再開発に取り組むとしています。「核なき世界」を目指したオバマ政権の方針を転換し核による抑止力を重視する内容になっていて、日本政府もこれを支持する姿勢を見せています。5日の衆議院予算委員会で河野太郎外務大臣は「実際にわが国の領土を2度ミサイルが飛び越えていったということからもわが国の国民の生命、あるいは平和な暮らしを守らなければいけない政府として今回の米のNPRのように、きちんと同盟国に対して核の抑止力を明確にコミットしている、これを高く評価しない理由はないと思っております」と支持する考えを示しました。これに対し被爆者5団体は「耳を疑い、怒りを禁じえない」「国を挙げての核兵器の使用礼賛と言わざるを得ない」と日本政府の姿勢を厳しく非難しました。抗議文はアメリカ大使館や首相官邸、外務省に6日付けで郵送されています。