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弥生時代の遺跡から人骨出土

2017年12月12日

佐世保市の高島で約2000年前の人の骨が出土し、注目を集めています。高島町は相浦港からフェリーで約20分、周囲21キロほどの島です。人口は約180人。漁業と食品加工が主な産業です。島には7000年も前からヒトが住んでいた形跡があり、1978年から調査が始まりました。高島町の「宮の本遺跡」です。これまで43体の人骨が出土していて今回で44体目。全体で100体以上が埋葬されているとみられています。去年5月から8回目の発掘が始まりました。遺跡とされる農地を掘っていくと、40~50センチほど下の地層から厚さ約3センチの石の板に囲まれた「石棺」が出てきました。子ども用の石棺も出てきました。そして今年11月に再開した発掘現場です。棺の中から姿を見せたのは人の全身の骨です。埋まっていた所が砂地だったことから骨の状態が良く、ほぼ完全な状態で残っていました。身長は約150センチほどで骨盤や骨の大きさなどから女性とみられています。時代は2000年ほど前の弥生時代中期のものだそうです。周りでは食糧にしたと思われる貝の殻や石の剣、包丁、土器なども見つかっています。