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原の辻遺跡で国内初の遼東系銅釧(くしろ)出土

2017年12月06日

国内初の発見です。壱岐市の原の辻遺跡で紀元前1世紀ごろの腕輪が出土しました。
出土したのは長さ約4センチ、幅約1.2センチ、厚さ約2.5ミリの腕輪(銅釧)の一部です。2007年、壱岐市の調査で原の辻遺跡の地層から見つかりました。2013年、中国・遼寧省、かつての稜東郡の8つの墓から発掘された67点の腕輪と形やサイズがほぼ同じことから、原の辻遺跡から出土した腕輪は紀元前1世紀ごろ、遼東郡から運ばれた可能性が高いと分かりました。中国でも珍しいもので、日本と稜東郡との交流を示唆する重要な遺物です。県埋蔵文化財センターの古澤義久市民文化財保護主事は、「遼東系の銅釧(くしろ)は日本列島で出土したことは今までない。今回初めて発見された形式になります」と語りました。腕輪は来年1月13日から一支国博物館の「発掘された日本列島展」で展示される予定です。