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老舗料亭「富貴楼」6月休業へ

2017年04月20日

長崎市の老舗料亭「富貴楼」が今年6月で休業することがわかりました。富貴楼は、江戸時代創業の料亭を1887年に初代が引継ぎ創業。1889年には初代総理大臣・伊藤博文が訪れ「富貴楼」という屋号を付けました。木造3階建ての建物には約100畳の大広間があり、明治時代の料亭建築を残していることから、2007年には国の有形文化財に登録されました。富貴楼は後継者がおらず、従業員が高齢化し人手の確保も難しいことから、現在予約が入っている6月10日で休業する方針です。6代目の内田一さん(69)は、「11年前の台風で建物が損害を受けた時、廃業を考えたが、存続を求める周囲の声に応え営業を続けてきた。自分が元気なうちに希望者に譲りたい」と話しています。内田さんは建物や屋号などを譲渡する意向で、既に複数の企業が買い取りに名乗りをあげています。取り壊されるかも含め、「活用策は買い手に委ねる」としています。