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NCCアナウンサー  大嶋 真由子ブログ

人生で初めての

経験をしました。
鶏を自分の手でさばいたのです。
 
春からずっと取材をしてきた島原農業高校の「いのちの授業」。
鶏を卵から孵化させ、育てて、自分たちでさばき、食べるこの授業。
きょう、生徒たちが、自分たちで育てた鶏を解体しました。
 
ずっと取材をしながらも、鶏がどんどん重くなっていく様子や、体のぬくもりなど、
知っているようで知らないこと、
触れてみなければ分からないこともたくさんありました。
そして、大きく育つことができなかった鶏もたくさんいました。
命を育むことがいかに大変か、私も生徒たちも実感しました。
そして、指導する山田善光先生のご配慮で、
私も一羽の鶏を解体することになりました。
 
昔はどこの家も庭先で鶏を飼い、特別なときにはさばいて食べるのが
何よりのご馳走だったと聞きます。
でも、私たちの世代は、鶏を飼ったことも、ましてや、さばくなど、
経験したことがない人がほとんどではないでしょうか?
私もそうでした。
 
鶏は首に刃物を当てるときに、目を伏せてやると、
何かを悟ったかのように大人しくなります。
そして、想像していたよりも強い力を加えない限り、
その時を迎えることはできません。
そして、私たちと同じ赤い血が流れ、
私たちと同じ体のぬくもりがありました。
そういう命を、私たちは毎日、食卓でいただきながら生きているのだなぁと
実感しました。
普段は、この処理を、誰かがやってくれているから
私たちは毎日、美味しいお肉をいただくことができるのだなぁとも・・・。
 
生徒たちは泣きじゃくりながらも、誰一人、目をそらすことなく
ちゃんと、自分たちの鶏をさばき終えました。
みんな、「この授業の参加できてよかった。命の重さ、大切さを知った」と
話してくれました。
「お母さんになったら、このことを自分の子どもに話します」と
言っていた生徒もいました。
 
生徒たちの一年間の記録は、
長崎では3月15日深夜1時25分から、テレメンタリー2010でお送りします。
全国の皆様にも、テレビ朝日系列のテレビ局を通じ、お届けします。
ぜひ、命の大切さを一緒に考えていただけたらいいなぁと思います。
 
 
 
 
 
 
 

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NCC開局20周年記念特別番組

大嶋 真由子

1997年4月入社
長崎県長崎市出身
長崎大学卒
AB型

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