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NCCアナウンサー 溝田 浩司ブログ:2007年2月
福音
"異変が現れたのは金曜日のことだった。トコ
トン!の放送前から頭痛がしていたのだが、
カゼでもひいたかな?程度のものだった。と
ころがその翌日。なんとなく朝ごはんが入ら
ないなと思っていると、ドンドン具合が悪く
なり、とうとう昼食ものどを通らなくなった
。そして午後からひどい下痢が始まった。
もちろん夕食も取れないまま夜に。食べなけ れば出ないだろう、なんて考えは甘く、ほぼ 一時間おきのトイレ通いが始まる。一気に出 てしまえばいいものを、ヤツらはなぜかワン テイクしか許してくれない。便器に座って「 エイッ!はぁーっ」。その後、私のおしりく んは一滴も漏らさぬとばかり頑なに口を閉ざ してしまうのだ。
去年我が家のトイレを自動洗浄機付きにして おいて良かったと、真夜中のトイレで一人笑 みをこぼしたのは事実だ。このような場合、 どれだけおしりがさわやかになるかは、私だ けの実感ではあるまい。さらに、もう一押し ほしいときなどは、水流を最強にしてみるの もまた一興である。これがくせになり、習慣 化してしまったナントカ症候群なる人々もい るらしい。
その後もワンテイクのトイレ通いは明け方ま で続き、ほとんど一睡もしないまま朝を迎え た。気がつけば手はカサカサ、全身虚脱状態 。自分でもわかるくらいに脱水症状が進んで いたので、急いで馬のごとくお茶を飲んだ。 けなげに電車に乗って開いている病院に駆け 込むと、あきれた医者は「全開でとりあえず 1本入れといて」と、早速看護師に点滴を指 示した。
「あのー、こういうときはできるだけ水分を とってほしいんですけど」。点滴が済んで、 少し元気になった私に医者は言った。「ほし い」と言ったその言葉に、愛情を感じること にして私は病院をあとにした。薬を飲んだ翌 朝、トイレに響き渡った放屁の音は、まさに 福音のごときであった。"
もちろん夕食も取れないまま夜に。食べなけ れば出ないだろう、なんて考えは甘く、ほぼ 一時間おきのトイレ通いが始まる。一気に出 てしまえばいいものを、ヤツらはなぜかワン テイクしか許してくれない。便器に座って「 エイッ!はぁーっ」。その後、私のおしりく んは一滴も漏らさぬとばかり頑なに口を閉ざ してしまうのだ。
去年我が家のトイレを自動洗浄機付きにして おいて良かったと、真夜中のトイレで一人笑 みをこぼしたのは事実だ。このような場合、 どれだけおしりがさわやかになるかは、私だ けの実感ではあるまい。さらに、もう一押し ほしいときなどは、水流を最強にしてみるの もまた一興である。これがくせになり、習慣 化してしまったナントカ症候群なる人々もい るらしい。
その後もワンテイクのトイレ通いは明け方ま で続き、ほとんど一睡もしないまま朝を迎え た。気がつけば手はカサカサ、全身虚脱状態 。自分でもわかるくらいに脱水症状が進んで いたので、急いで馬のごとくお茶を飲んだ。 けなげに電車に乗って開いている病院に駆け 込むと、あきれた医者は「全開でとりあえず 1本入れといて」と、早速看護師に点滴を指 示した。
「あのー、こういうときはできるだけ水分を とってほしいんですけど」。点滴が済んで、 少し元気になった私に医者は言った。「ほし い」と言ったその言葉に、愛情を感じること にして私は病院をあとにした。薬を飲んだ翌 朝、トイレに響き渡った放屁の音は、まさに 福音のごときであった。"
2007年02月19日
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