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NCCアナウンサー 溝田 浩司ブログ:2006年8月
終戦記念日
"先日、戦没者遺族の方を取材する機会に恵ま
れた。夫は5ヵ月の幼子を残して出征し、シ
ベリア抑留の後に死亡。通知が届いたのは、
終戦から5年が過ぎた秋のことだった。
彼女は女手一つで一人娘を育ててきた。放送 では伝え切れなかったが、戦後も波瀾に満ち た人生を歩んできた。
帰り際、私を見送りながら彼女は申し訳なさ そうにこうつぶやいた。「被爆者のことを聞 いていると私なんか話していいのやら・・・ 」私は一瞬立ち止まり、そして頭を下げた。
確かに、被爆者は非業の死を遂げ、筆舌に尽 くし難い戦後を生きてきた。がしかし、その ほかの戦災者や戦没者遺族の悲憤や血涙を私 たちが忘れていいはずはない。
61回目の終戦記念日。夜になると、長崎市 内は精霊流しの爆竹と鐘の音に包まれた。幾 万の霊魂は、今の世を見てなにを思っただろ うか。"
彼女は女手一つで一人娘を育ててきた。放送 では伝え切れなかったが、戦後も波瀾に満ち た人生を歩んできた。
帰り際、私を見送りながら彼女は申し訳なさ そうにこうつぶやいた。「被爆者のことを聞 いていると私なんか話していいのやら・・・ 」私は一瞬立ち止まり、そして頭を下げた。
確かに、被爆者は非業の死を遂げ、筆舌に尽 くし難い戦後を生きてきた。がしかし、その ほかの戦災者や戦没者遺族の悲憤や血涙を私 たちが忘れていいはずはない。
61回目の終戦記念日。夜になると、長崎市 内は精霊流しの爆竹と鐘の音に包まれた。幾 万の霊魂は、今の世を見てなにを思っただろ うか。"
2006年08月15日
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