12日(日)の母の日に向けて県産のカーネションの出荷が最盛期を迎えています。
佐世保市下宇戸町の農業生産法人「黒髪カーネーション」の温室では、真っ赤な花びらの「ジミー」やピンクの「クレオス」など25品種約22万株、年間100万本のカーネションを生産しています。
今年は作柄も良く、週3回、1日に約1万本を県内や大阪や神戸、宮崎などの市場へ出荷しています。このところの円安の影響で海外からの輸入物が減少。国内産の花の需要が伸び、価格は安定しているそうです。
黒髪カーネーション・浦徹さん:
「(私たちが)丹精込めて作ったカーネーションですのでお母さんたちにぜひ地元の花を贈ってもらいたいと思います」
最近は茎から放射状に幾つもの花を付けた「スプレー」という品種も人気だそうです。